このページで取り扱う事件（1967年に起きた善隣学生会館流血事件）については、少なくとも対立する二種類の「真相」が主張され、それぞれ少なからぬ資料があるいは新聞記事として、あるいは書物として、あるいはパンフレットとして、多様な形態で公表されています。この二種類の「真相」に関する資料は、それぞれ非常に説得力に富む力強い基調で書かれていて、もしある読者が一方の側の「真相」に関する主張だけを読んだ場合には、その「真相」を疑うことのできない事実と認識するに違いないと思われるほどのものです。

　このような事情のため、あるいはこのような事情を特に考慮しなくとも、このページの趣旨に則して事件の真相や性格、意味などを探求していくためには、この事件に関して利用できるすべての資料を、原型の状態で参照できる必要があります。したがって私は、事件に関係すると思われる資料をできうる限り多数収集し、ここで公表できるよう願望し、努力しています。

　ところで、このページで公開する資料の多くは出版物として公開された論文、記事などの文書であり、政治的な主張を広めることを目的としたものです。したがって、このページの作成者である私（猛獣文士）は、そのような資料をページの趣旨、目的に沿って正確に復元し公開すること自体は、著作権などの権利の侵害の問題を発生させるような性質のものではないと考えています。今後、特に著作権等の問題を考慮しなければならない資料の公開の必要性が発生した場合には、それぞれの事例の具体的な事情に基づいて、問題解決を期していきたいと思います。

　このページでの特定の資料、あるいは全般の資料の公開について、その公開方法について、問題があると思われる方、あるいは、ホームページ作成者・管理者の、著作権等についての上記の姿勢について異議などがある方は、メールで、その旨ページ作成・管理者に通知するか、現在はまだ作成してませんが、近々このページに追加する予定の掲示板に、その旨書き込んでくれることを希望します。