台湾問題と中国の統一

1993年8月:中華人民共和国国務院新聞弁公室


結論

 中国の統一は中華民族の根本的な利益である。

 中国統一の実現後、両岸は手を携えて協力し、互いに補い、互いに助け合い、共同で中華を振興する。一直線には解決できない台湾の各種の問題も、すべて一つの中国の枠組みの中で合理的に解決することが可能である。台湾人民は祖国のその他の地域の人民とともに、一つの偉大な国家の尊厳と栄誉を享有するだろう。

 長期間、台湾問題はすなわち、アジア太平洋地域における不安定要因であった。中国の統一は、中国自身の安定と発展に有利であるだけでなく、中国と各国の友好協力の更なる進歩についても有利であり、アジア太平洋地域及び全世界の平和と発展に対しても有利である。

 中国政府は、自国の主権と領土保全を維持する正義の事業において、必ず世界各国の政府と人民の十分な支持を得ることができるものと、確信している。

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