台湾問題と中国の統一

1993年8月:中華人民共和国国務院新聞弁公室


まえがき

 国家の統一と領土保全の擁護は、すべての主権国家の神聖な権利であり、国際法の基本原則でもある。国連憲章は、連合と加盟国が他の加盟国の領土保全または政治独立を侵害することを一切認めず、いかなる他国に対してもその国の国内の管轄事案に対する干渉を行う事は本質的に許されないと明確に規定している。国際連合の「各国の国連憲章に順ずる友好関係と共同に関する国際法の原則についての宣言」は、部分的または全体的な国家の統一および領土保全あるいは政治独立の破壊目的の企画は、すべて国連憲章の精神に符合しないと指摘している。

 中国の近代史は一方では、侵略を受け分割され凌辱された歴史であり、また中国人民が民族の独立を勝ち取り、国家主権、領土保全と民族の尊厳を擁護した、英雄的な奮闘の歴史でもあった。台湾問題の発生と発展は、すべて、この時期の歴史と緊密な関係がある。さまざまな原因により、現在まで台湾は大陸と分離されている状態になっている。この状態が一日終結されないということは、中華民族の被った傷が一日癒えず、中国人民の国家統一と領土保全擁護の闘争が一日終結できずにいるということである。

 台湾問題の現状はどのようになっているのか?病巣はどこにあるのか?中国政府の台湾問題についての立場と主張はどのようなものか?国際社会が明白な理解を得られるようにする為に、以下に問題を整理解説する。

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