この二つの声明は、在日中国人の組織である中国留日学生後楽寮自治会と東京華僑総会が事件がまだ沈静化していない3月2日、3月3日に発表したものです。 |
2000年8月20日 猛獣文士 |
暴力団「日本共産党」の中国人学生に対する暴行に抗議する |
中国留日学生後楽寮自治会 |
2月28日夜、善隣学生会館を不当に占拠しているニセ「日中友好協会」会員と称する暴力団は会館内で同会館に住んでいる中国留学生寮後楽寮の壁新聞を破り、われわれの正当なる自治権を侵害した。またこれに抗議した後楽寮生の1人を殴打した。そしてさらに「日本共産党」「日本民主青年同盟」の自動車に分乗した暴徒7,80名を動員して窓より不法侵入させ、これに抗議した後楽寮寮生に大挙しておしよせ、女子を含める中国人学生に殴る、ける、髪をひっぱる等の暴行をはたらいた。
3月1日には「日本共産党」の宣伝カーを中心に松本善明代議士、坂本修ほか1名の弁護士らの直接指導の下に「日本共産党」本部の橋本広彦、中部地区委員会綱島常任委員を先頭にたてて暴徒5百数十名が大挙してわれわれの会館を包囲し、深夜3時ごろまでわれわれの学業生活をおびやかし、集団暴行をおこなった。また翌3月2日朝6時半ごろ30数名の暴力団が松本善明、青柳盛雄(日本共産党中央委員)らの指揮の下前記綱島を先頭に会館守衛の制止にもかかわらず会館内になだれこみ、4人の寮生を袋だたきにし、これを阻止しようとした寮生にもおそいかかった。この結果、2名の重傷者を含む数名の寮生が負傷するにいたった。
これは「日中友好協会」の看板をかかげた日中友好を破壊する反中国分子「日本共産党」がソ連修正主義と同じように、反中国のためには手段を選ばない裏切り者ファシストとしての正体を暴露したものである。
善隣学生会館はその名の如くわれわれ中国人学生のための施設である。この会館の中で中国7億人民およびわれわれの最も最も敬愛する指導者毛主席を敵視し、日中友好を破壊し、われわれに暴力をふるい、学生生活を破壊し、生命の安全をおびやかす暴力団「日本共産党」の暴力を許さない。われわれは真の中日友好を守り、われわれの生命を守るため「日本共産党」指導下にある暴力団を会館から排除するまで断固として闘う。中日両国人民の戦闘的友誼万歳!
不敗の毛沢東思想万歳!
1967年3月2日
怒りをこめて抗議 | 東京華僑総会 |
日本共産党の宮本修正主義下僕グループは、日本人民の激しい抗議と非難の嵐の中で、四面楚歌におちいり、ますます凶暴化している。2月28日、ついにファッショ的暴力手段にうったえて中日両国人民の友誼を破壊し、いんねんをつけて挑発し、ニセ「日中友好協会」の名を利用して新式のファシストを動員し、中国留日学生後楽寮の所在地善隣学生会館を強引に占拠し、連続5回にわたって会館内の中国人学生を襲撃した。3月2日には、東京都内および近隣各県から暴徒6百余人を動員しヘルメットをかぶり、凶器を持って前後2回にわたって野蛮に襲いかかり、会館内に住んでいる中国人学生と青年劉道昌、任政光君らに瀕死の重傷をおわせ、20数名に目をおおいたくなるような重傷をあたえた。
このようにして、20数年前、日本軍国主義によって加えられ流された中国人民の血がまだかわかないうちに、また新しい血の債務をつくり出した。東京華僑総会は、天にもとどろく激しい怒りをもって、これに強く抗議する!
日本共産党の宮本下僕グループが、どのようにして修正主義ファシストに変質したかは、われわれが資料を列挙するまでもなく、2年来の日本の民主的人びとの批判、日本人民の抗議からも、また宮本下僕グループの機関紙「赤旗」が連日のようにその紙面をうめている党員除名(実際は党籍離脱)の広告と、日本人民に対する恥知らずな長いば詈雑言からも、その全貌を知ることができる。
確かに宮本下僕グループも表面では、ニセの「修正主義反対」の看板をかかげている(決して高くはかかげていない)が、人目をおそれてこっそりフルシチョフの衣鉢を受けついだことは、すでに公然の秘密である。今回の中国留日学生・青年に対する野蛮な暴行の手法は、モスクワの赤の広場における中国欧州留学生・青年を殴打したことと全く根源を一にしており、反中国を行ったアメリカ帝国主義に屈従するのに良き伴侶ができたというものである。宮本下僕グループがニセ友好の看板をはずせないことは疑問の余地もないが中国人民を気違いのように敵視し今日の不祥事件をひきおこしたことによって、もはやその赤い皮をかぶった「白い心」はおおうことはできなくなった。
宮本修正主義グループはもっぱら大和魂、武士道精神的な自主独立を宣言しているが、盗人がまたそうして「ニセのニセ」などと泣言をいう必要があるのだろうか?それはかれらが「二つの真理」を恐れ、真の修正主義反対、真の友好を願う日本人民を恐れているからであり、真に革命をやり、真の独立を願う日本人民を恐れているからである。
30余名の中国留日学生・青年は、いま妖怪変化の重囲の中にある。宮本下僕グループはつまるところおろかな者であり、今回の不祥事によって、日本人民も2度とかれらのごまかしを許さないであろう。
かれらが6百余人の暴徒で30余名の中国学生・青年を包囲襲撃すれば、野武士の称号を得、ちっぽけな栄誉と自己満足を得られようが、しかしながら日本人民の良心に汚点を残し、消せない悪名を永遠に残すであろう。
宮本下僕グループよ!軍国主義時代に東条旧式ファシストが君らよりも死を恐れない「皇軍」を数百万人動員し、幾千万の中国人民を殺りくしたが、その結果東条は歴史の審判を受け絞首台の露と消え、きみらもかつて万歳を三唱した中華人民共和国が生れ、全世界にあまねく光輝く毛沢東思想が生れた。きみら数匹のウジ虫どもは、ひねりつぶすにも価しない。
宮本下僕グループよ。きみらはもう人民に責任をおう政党ではない!きみらは選挙で人民の票を若干だましとり、何人かの国会議員を当選させて個人の利益を追求することはできるが、政権奪取の要求をすでに早くから投げすてた。そこで破れかぶれになり、したいほうだい悪事を働いてその責務を負わなくてもよい、それこそ白昼の夢である。
血の債務は血でかえさなければならない!
宮本下僕グループよ。なぐられることは悪いことはでない!中国人民は苦しい戦いの中から成長してきた。きみらが凶暴に殴れば殴るほど、きみらの最後が近づいていることを証明するだけである!これとは逆に、中国人民はますます強くなる!これは歴史の法則であり、過去にも通用すれば、今後も通用する。
旧式ファシストにも通用すれば新式ファシストにも通用する。
不敗の毛沢東思想万歳!
中日両国人民の戦闘的友誼万歳!
宮本下僕グループはこの血の債務をつぐなえ!
1967年3月3日