[アメリカ経済]
(1)米FRB引き締めペース加速へ(12/16) ***
米国の中央銀行である米連邦準備制度理事会(FRB)は14日、1年ぶりに主要政策金利の引き上げを決め、来年3回の利上げを見込むと明らかにした。トランプ次期大統領が積極的財政政策を掲げ、景気の過熱を警戒し引き締め政策を加速する方針だ。
FRBが想定どおりに利上げすれば、来年末の政策金利は念1.25〜1.50%となり2008年以来8年ぶりの水準となる。新興国からの資金流出やドル高が進み、世界経済に大きな影響が及びそうだ。
大型減税やインフラ投資などトランプ氏の目玉政策による景気拡大が期待されているが、米経済はすでに好調で景気刺激策は不要との見方もある(参考文献:信濃毎日新聞)。