[アメリカ経済]

(1)米7月就業者21万人増(8/8)***

米労働省の7月の雇用統計によると(速報、季節調整済み)、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数は前月比21万5千人増えた。雇用情勢の改善が続いていることを示し、米連邦準備制度理事会(FRB)が模索する年内の利上げには好材料となりそうだ。失業率は横ばいの5.3%だった

就業者数の伸びは、5,6月の増加幅がいずれも上方修正され、7月までの3ヶ月間の平均増加幅は23万5千人となった。景気回復の目安とされる20万人を大きく上回っており、FRBは9月に開く次回の連邦公開市場委員会で、利上げに踏み切るとの観測が強まる可能性もある(参考文献:信濃毎日新聞)。